高齢者福祉

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2009年07月20日

■ 焼酎とおばちゃんと質問と謎

先日、運転免許証の更新に行ってきた。
参加者全員が黙って講習を受けている最中、教官は一言も「質問を受け付けます」と言っていないにもかかわらず

「質問があります!」

と手を挙げた中年のおばちゃんがいた。ちょうど、違反点数について話している時だった。


教官がしぶしぶ

「何ですか」

と答えると、おばちゃんはこう発言した。


「焼酎を4杯飲むと、何点になるでしょう? 水割りなんですけど。」

唖然とする参加者全員の期待を受け、教官の回答は素早かった。

「それはわかりません。自分には答えられません。」


そりゃそうだ、焼酎のアルコール度数も、焼酎と水の割合も、コップの大きさも不明なこの質問に、いったい誰が答えられるというのか。そういう重要な情報がまったく抜けているにもかかわらず、なぜ「4杯」ということだけハッキリしているのか。
おばちゃんは、この質問でどんな答えを期待していたのだろう。

世の中には、まだまだ謎が多いのだと実感した。