■ 富士通の新型LIFEBOOKは580g、800MHz、1024*600WSVGA液晶のUMPC!
富士通のUMPCは世界最小コンバーチブル型 - ITmedia News
富士通は5月16日、Ultra Mobile PC(UMPC)「FMV-U8240」を6月中旬に発売すると発表した。回転式液晶ディスプレイを備え、通常のノートPCスタイルとタブレットスタイルを切り替えて使えるコンバーチブル型としては世界最小という。
Windows XPモデルが14万4000円(税別)から。「FMV-LIFEBOOK」の新製品として企業向け販売とWeb販売を行うが、秋には個人向け店頭モデルの発売も計画している。
米Intelが発表した最新プラットフォーム「Ultra Mobile Platform 2007」に対応(関連記事参照)。サイズは171(幅)×133(奥行き)×26.5~32.0(厚さ)ミリとB6判サイズに近く、重さは標準バッテリー時で約580グラム。富士通の山本正己パーソナルビジネス本部長は「デスクトップ、ラップトップからついにパームトップPCの時代になった」と胸を張る。
OSはWindows XP Professionalのほか、Windows Vista Businessも搭載可能。CPUはインテルA110/800MHz。標準バッテリーで最大約4時間(Vistaモデルは3.5時間)、大容量バッテリーなら最大約8時間(Vistaモデルは7時間)の駆動が可能だ。
液晶ディスプレイは5.6インチWSVGA(1024×600ピクセル)TFT。回転機構とタッチパネルにより、ペンを使ったタブレットスタイルでの利用が可能だ。
キーボード上部にはスティックポイントを備えた。キーボードはピッチ14ミリ・ストローク1.3ミリ。暗いところでも操作できるよう、キーボードライトを標準装備している。オプションの専用ポートリプリケータ(+8000円)を使えば、外部キーボードなどを接続して使える。無線LANはオプション。
その筋の人ならお祭り騒ぎしたくなるビッグニュース。
工人舎のSAシリーズよりパワフルで、Sig3程度の大きさと重さ。
さらに最安モデルで14万4000円と、エントリーノートPCと変わらない低価格。
液晶の実サイズは5.6インチと小さいものの、解像度も実用に耐える広さ。
これは待ちに待ったモバイルノートの登場といったところだ。
さて、貯金しなきゃ。