■ PDA付属スタイラスの使いにくさにイライラする - スタイラス内蔵マルチペンを使う?
これまで、多くのPDAを使ってきた。
最近では、SigmarionIII、W-ZERO3、W-ZERO3[es]、CLIEのNX70V、NX60など。
これらのマシンで共通して言えるのは、スタイラスが小さくて使いにくいということ。
マシンの小型化に比例してスタイラスも小さくなっていくのは仕方がないと思うが、W-ZERO3[es]やTJ25に付属している伸縮型のスタイラスにはさすがに辟易した。
そもそも極細で握り辛い上に、長さが固定されないのは致命的といっていい。
画面をタップする程度ならまだいいが、画面に文字を書く用途にはまったく使えない。
あぁ、モバイルギアに付属していたスタイラスは太くて長くて、使いやすかった。
せめて、Visorシリーズのスタイラス程度の太さと長さは欲しいものだ。
過去を懐かしんで不満を吐き出しても始まらない。
この避けられない欠点をカバーするため、スタイラスストラップを使ったり、指タップの精度を高める努力を続けてきたが、どちらも文字入力の場面では不向きだ。
キーボード付きのマシンならどうにでもなるが、TJ25のようなキーボードレスのマシンではこれは死活問題。
で、写真のようなスタイラス内蔵のマルチペンを使ってみようと画策している。
下に写っているのは、ノック式の黒ボールペン1色のみだが、ボールペンのペン先を出していない状態でスタイラスとして機能する。
スタイラス機能を頻繁に使うならこの形は合理的。
上は、よくある多機能ペン。
ボールペン黒・赤、0.5mmシャープペン、スタイラスの4つの機能をペンの向きでノックし分ける。
両方とも、無駄に高級感を醸し出そうとしているらしく、ボディがアルミ製で、重い。
多機能タイプのほうに至っては、グリップ部分の滑り止めがイボイボで、指が痛くなる。
一番の問題点は、これらのペンを常用しようと思うと、せっかくコンパクトなマシンの良さがスポイルされてしまうこと。荷物が増えるだけでなく、マシン本体より長いペンを持ち歩く苦痛は計り知れない。
さぁどうしたものか。