■ ガール・ネクスト・ドア
かつて健全な男子だった紳士諸君なら、この甘い感覚をわかってもらえるだろうか。
夜明け前の大海原で、波の慟哭に身をゆだねるように。
ジョンの歌声とギターに痺れるように。
ごく身近な、思わせぶりな態度のきれいな女の子に、心を焦す。
彼女の些細な言動に一喜一憂する。
10代の若い恋愛とは、そんな感じだろう、きっと。
ずいぶん昔のことなので、ちょっと記憶が曖昧だが...。
記憶とは実にいい加減なもので、常に美化され、都合の悪いものは消し去られる。
実際には、
そ ん な オ ン ナ い ね ー よ
ってところだろうが、まぁ、それはいい。
この作品でのエリシャは、まさしくそんな女の子を演じている。
流し目、挑発的な衣装、キャットウォーク。
しかも実はAV女優って設定で、男の願望盛り込みまくりな気がしないでもないが、甘美な青春時代の恋愛を懐かしむにはかえって都合がいいのかな?
正直言って傑作とはとても言えないが、自分のようなおっさんでもいろいろ思い出して胸が熱くなった夜勤明けの疲れた午前3時。
ガール・ネクスト・ドア<特別編> エリシャ・カスバート ルーク・グリーンフィールド エミール・ハーシュ 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2007-01-26 売り上げランキング : 3032 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
24 -TWENTY FOUR- でトラブルメーカーとして大活躍なエリシャ・カスバートの、映画代表作。
年齢的に、こういう役柄は今後は難しそうだがどうだろう。
ま、年齢はともかく、彼女のケツあごを鑑賞する分にはこれ以上の作品はない。
24 -TWENTY FOUR- シーズン1~5 コンプリート・パック (Amazon.co.jp仕様) 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2006-11-24 売り上げランキング : 8920 Amazonで詳しく見る by G-Tools |