■ ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世記
ゾンビ映画は割りと好きで、結構観ている。
思うに、ゾンビ映画の魅力とは、
- ストーリーはほとんど同じ。水戸黄門的な安心感
- 演出もほとんど同じ。「志村!うしろ!うしろ!」的な、ある意味笑いの要素
といったところが大きいと思う。
いい意味で裏切られず、ホラー映画のジャンルとしては定番と言える。
さらに、細かく見ていくとゾンビ映画の法則はもっと考えられる。
- 主人公(の一団)はなぜこの状況になっているのかよくわからない
- 生き残った人間たちのリーダー的存在の人は序盤から中盤で殺られる
- 生き残った人間たちには裏切り(自分だけ生き残ろうとする)者が出現する
- その裏切り者は100%生き残れない
- ゾンビの弱点はたいてい頭(脳みそ)
- 主人公たちは閉じ込められているが、何とか脱出を図ろうとしている
- 最終的に生き残るのは、主人公とせいぜいもう一人
- そのもう一人はパッとしないキャラ
- 主人公を含め全滅するストーリーも多い
- 無駄に第2作への伏線が貼ってある
あぁ、挙げだしたらキリがない。
そんなゾンビ映画の中でも、ジョージ・A・ロメロ監督の作品は定番中の定番としてマニアに認知されている。
この作品はロメロ監督自身がセルフリメイクしたものだが、上に挙げた条件のほとんどが当てはまり、非常に安心感が高い。
金字塔的な作品といえる。
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