■ REGZA Z2000でネットワーク上のPCを録画用HDDとして使う
TOSHIBA REGZA Z2000にはLAN HDDに番組録画を行う機能がある。
対応している社外製LAN HDDを専用端子に接続すれば、Z2000に簡易HDDレコーダー機能を追加できるというわけだ。
こういう便利な機能を使わない手はない。
ウチのHDDレコーダーはデジタルチューナーを搭載していないし、地上デジタルのハイビジョン放送を少ない追加投資で録画できるのは非常に魅力的。
...だが、このテレビに合わせて新規にLAN HDDを購入するのは(テレビ購入直後だけに)経済的に負担が大きすぎる。
そこで、この機能の応用として、ローカルネットワーク上のWindowsPCの共有フォルダをREGZAの録画用HDDとして利用するべく、設定を開始した。
ちなみにこの方法は取扱説明書にも載っている、正規の方法だ。
ただし、PC側のファイアウォール設定などが必要であり、LAN HDDのようにポン付けというわけにはいかない。
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注意すべき点としては、
- 接続するLAN端子はLAN HDD用ではなく、汎用LAN端子
- PC側のファイアウォールでREGZAのローカルIPアドレスが通るように設定
- LAN HDD動作テストが成功しても、使用できない場合がある(逆に、失敗しても使用できる場合がある)
- HDDとして使用するPCは、録画予約しているなら電源を入れっぱなしにしなければならない
などなど。
テレビ購入前からリビングに設置してあったデスクトップPCの外付けHDD(250GB)を録画用として使用。
ハイビジョン画質なら、だいたい10GB=1時間程度の録画が可能のようだ。
それにしても、何の追加投資もなくデジタルHDDレコーダー機能が実現できたのは非常に嬉しい。
総録画時間は短いが、「観ては消し」をしていればそれほど苦にもならないだろう(どうせ録画したREGZAでしか観れないし)。
どうしてもHDDの容量が欲しければコストパフォーマンスの良いUSB接続のHDDを買ってきて、PCに繋ぐだけ。
実に素晴らしい。