■ 他人を許せないサル
ここ数日、ちょっと事情があって本をたくさん読む時間がある。
しかし本屋に行く時間が圧倒的にないので、行ったときはある程度まとめ買いをする。
まとめ買いの本の中には、タイトル買いや一応パラパラと簡単に内容を確認する程度で購入に至る本も多いが、この書籍もそんな選択で購入した一冊。
「ケータイを持ったサル」が前作にあたるのかな。
よく調べもせず購入したもんだから順番がおかしくなった。
しかしこの本の著者、(自分のことは棚に上げてあえて書くが)乱筆だなぁ。
言いたいことは文脈から読み取れるが、一瞬意味がわからなくて、何度か同じ行を読んだり、無駄な労力を強いられる本だった。
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この著者って、サルの研究家らしい。
だからって作品中に例えとしてサルを頻繁に登場させるのはいかがなものか。
人間がサル化していると言いたいのだろうが、そんなことをして、サルに失礼じゃないか。
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