高齢者福祉

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2005年02月25日

■ 帰宅、午前2時30分。

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準夜勤務を終え、帰宅。
玄関先に、「燃えないゴミ」が詰め込まれた大きなビニール袋。
嫁さんが「出しておいてね」って言ってたヤツ。
家事と育児に追われる嫁さんに、少しでも手助けができるんなら、これくらいはやっておかないと。

袋を抱え、ゴミ収集場へと歩き出す。
大きく吐き出したタバコの煙で、チラチラと舞う雪の粒を吹き飛ばしながら、暗い夜道を歩く。
積もり始めた雪で、ブーツの踵がくぐもった音を立てる。

途中、小さな公園を覗き込む。
静まり返った公園に、不釣合いな眩しい照明がひとつ。
誰もいない公園で、冷たい風がそっと頬を撫でる。

公園を眺めながら、新しいタバコに火を灯す。
そして考える。
「これが自分の日常。これが平凡な幸せ。」

帰り道を急ごう。
暖かいベッドで、小さな寝息を立てながら家族が待っている。

これが日常。
これが幸せ。