■ Sigmarion IIIでBetaPlayer
大容量のメモリカードを購入したことで、一番やってみたかったのは、Sigmarion IIIを使用してのモバイルビデオプレイヤー。
今までも、256MBのSDカードとPocketMVP for Sigmarion IIIでモバイルビデオを楽しんでいたが、データサイズが大きくなるとモタつくことや、そもそも大きなデータを格納するストレージを所有していなかったことで、いまいち本格的に楽しめないでいた。
今回、Sigmarion IIIで脅威の再生品質を実現していると評判のBetaPlayerと、512MBのSDカードの組み合わせで、「使える」モバイルビデオプレイヤーになりそうな予感。
まずは、TK-BLOGさんとこのBBSのこのスレを参照に、BetaPlayerを日本語化。
そしてBetaPlayerがSigmarion IIIでどの程度の性能を発揮するのか、ベンチマークを。
ソースは、BetaPlayerのページにある「Matrix Reloaded」の予告編。
直リン↓
BetaPlayerの設定は...
- [ ビデオ ]→[ ATI IMAGEON ]にチェック
- [ ズーム ]→[ 画面に合わせる ]にチェック
(注:この項目は、MobileCustomからSDIOドライバを導入しないと選択できないので、あらかじめ導入しておく)
...とした。
ベンチ結果は以下。
BetaPlayer バージョン 0.04 ベンチマーク結果ファイルパス \CF memory Card\RL_HQ_640x352_1024_128.avi
平均スピード 101.09%
ビデオ フレーム数 3635
オーディオサンプル数 6675840
データサイズ 21333 KBytes再生時間 2:29.814
再生フレームレート 24.26
再生サンプルレート 44561
再生データレート 1.2 Mbit/s元の再生時間 2:31.448
元のフレームレート 24.00
元のサンプルレート 44100
元のデータレート 1.2 Mbit/s
...平均スピードが、100%を超えている。
VGAに近いサイズのDivXムービーが、ほとんどコマ落ちなく再生されている。
評判どおり、Sigmarion IIIとBetaPlayerの組み合わせは、非常に高性能なモバイルビデオプレイヤーと言える。
ここまで再生品質がいいと、もっと活用したい、と思うのだが...
新たな問題もいくつか浮かんでくる。
まずは、バッテリの問題。
動画再生はマシンに高い負荷を与える。
バッテリの消耗は激しく、駆動時間も短くなる。
予備のバッテリを確保するべきか?
...このために予備バッテリを用意なんて無駄遣いじゃないかな?...なんて(^^;
そして、ソースの準備の問題。
DivX動画のエンコードには、長い時間がかかる。
高性能なCPUを搭載したマシンならその分エンコードも早くなるが、ウチのエンコ用マシンはたった1GHz...。
...こうしてあれこれ考えているのが、楽しい時間ではあるが(^^